【実体験】適応障害で半年休職した話(休職したほうが良い人にみて欲しい)

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目的:休職したほうが良い人にみて欲しい

最近毎日つらい
生きるのつらい
余裕なんてない

家族と毎日したくもないのに喧嘩している

なんか最近起きるの早くなった、
老化か?いやまだ20代(30代)や・・

と思っている人に見ていただけると幸いです。

同じような前兆があったら、体を休めた方が良いです。


休職前の前兆

私は或る日突然、休職しました。
病院で「適応障害」と言われた時は、
正直ショックでした。


よく考えてみたら、前兆は多くありました。。

【心の症状】
・会社行くのが嫌になる
・特定の人と会話するのがとてつもなく怖くなる
・普通にできてた仕事ができなくなる
・電話に出るのが億劫になる
・人と話すのが嫌になる
・自己嫌悪に陥る
・夜は仕事のことを考えながら寝て、
 朝は仕事のことを考えながら起きる

【体の症状】
・蕁麻疹、湿疹が出てくる
睡眠障害
 (明け方に起きるようになり、眠れなくなる)
・夕方以降になると、毎日頭痛

【その他】
・毎日会社と家の往復で、家は寝るためだけの場所となり
 家族との喧嘩が増える
・家族とごはんを食べる余裕がなくなる
・お昼ご飯は自席で一人
・トイレで思いつめて泣く


上だけ見ても人としてやばいじゃん!


と思われる方もいるかもしれませんが、


この時の私は半年以上この状態が続いており、
これが「普通」と思っていました。


同じ状況の方、いるのではないでしょうか。


私の場合は前兆が出ても、見て見ぬ振りをしていました。

体はSOSを出しているのに、

「なんだろうな〜、
 アレルギーでも出て不調なのかな〜」

と楽観的に考えていました。



会社行くのが嫌になるなんて、日本の社会人は皆そうでしょ、
だからと言って休めないし、がんばるしか、
いまががんばりどきなのかもしれない・・!


と無理やり自分をふるいたてて、
がんばって会社へ行ってました。


今思えば”がんばって会社へ行く”
という行動
そもそもがおかしいのですよね・・


休職するきっかけ

きっかけは

「嘔吐・過呼吸・涙が止まらない症状」

でした。




大きなプロジェクトを任されており
休んではいけないと体に不調が現れていたにも関わらず、
土日も出社し、毎日終電近くまで残業をしていた日々が
何ヶ月も続いていました。



本当に辛かったです。


自分は弱い

泣くのは甘え

休むのは甘え


と、本当に、自分を責めまくりました。
(今思えばそこまで追い込んでたんだなと思います)




休職前日(病院へ行き診断書をもらう)

次の日、病院(内科+心療内科併設)へ行きました。

今までの生い立ちから、自分の性格や、
自分を追い詰めた経験の有無・
今回の症状が起こった原因など
30分ほど話を聞いてもらいました。
(この間泣きながら話しました)

先生は、A4用紙いっぱいになるほど
メモをしてくださり、

結果、


先生:「うん、会社はしばらく休もう」


私:「え、休むってどのくらいですか?」


先生:「とりあえず最低3ヶ月、本当は半年でも1年でもいいんだよ」


私:「え、あ、うーん、、いいんですかね・・・?」
  「そしたら3ヶ月ですかね・・?」


先生:「わかった。診断書に書くから。
    一応病名をつけなきゃいけなくて、
    【適応障害】ってつけるね。期間は明日から3ヶ月」



こんな感じで、【適応障害】という病名がついたことに
ショックを受けつつ、私は休職を受け入れました。


会社が受け入れてくれるかどうか不安だったので、
病院へ行った後すぐ会社の上司へ電話をしました。


上司からは


「まあ休職はわかったけど、そんな1回行っただけで、
 その病院の先生は何がわかるの?」

「そんなすぐに休職って出せるの?その医者は信頼できるの?」


と、疑問視されました。
いやー悲しかったですね。


休職が決まる日(会社へ行き上司と産業医と面談)

次の日、産業医と上司と面談するために
会社へ行きました。


診断書は持って行って、
私の休職の原因や休職の手続き、
傷病手当金について簡単に話をしましたが
辛かったですね。



上司に、


「そんなに辛いの?」

と言われ、


「もう!辛いです!(ギャン泣き&鼻水だらだら)」



と答え、内心は

辛いから泣いてんだろ!
辛いから病院行ったんだろ!
休日問わず連絡してくる人たちがいるから
身も心も休めなかったんだよ!


とすんごい思っていました。


ただ、1日で引き継ぎをしたので
引き継ぎ先の方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。



※引き継ぎ先のみなさんは、大先輩方だったので、
 なんなくこなしてたらしいです。
 自分が思うほど、心配はいらなかったです。


【結論】休職してよかった

本当に、これ一択です。

診断書が出たけど、会社に出すべきか迷っているなら
出すべきです。


なぜなら、休職すると身も心も安定するからです。

私は、家族との喧嘩が毎日毎日続き、
身も心も休める場所がどこにもありませんでした。

その状況から抜け出せたのが、休職期間でした。


診断書出したその後のことは、
休職してから考えてましょう。


同僚・上司への罪悪感は
「ごめん」とだけ思うくらいにしましょう。

半年休職しても、なんなく会社は周りましたし
大きなプロジェクトも着々と進んでいます。
すぐに皆は、忘れます。
(悲しいものですが、本当のことです)